2024.2.29
ここでは、引田法律事務所への消滅時効の援用が不成立だった後に、減額一括払いの交渉で解決をした事例を紹介します。
相談から解決までは、以下の通りです。
お客様より「引田法律事務所に対して消滅時効の援用をしたけど不成立だったので、支払いの交渉をしてほしい」とお問合せを受けました。
今回は、ご自身で消滅時効の援用をしたけど、10年以内に差押えをされていたという案件でした。
請求額を見ると、遅延損害金を含めて120万円ほど(元金は20万円ほど)となっていました。
お客様は、減額、一括払いがご希望でしたので、一括返済を条件に減額をしてもらえるように交渉をしました。
交渉の結果としては、一括返済を条件に減額をしてもらうことができ、お客さまも減額後の金額をお支払できるということで、日本保証の代理人である引田法律事務所と和解をしました。
今回のように、過去に裁判を起こされていたり、差押えをされているというケースの場合に、再度、時効期間が経過するまで放置をされる方もいらっしゃいます。
しかし、放置をしても、遅延損害金が増えますし、時効を中断させるために裁判を起こされるリスクもあります。
時効完成までの期間にもよりますが、任意整理で解決した方が早期解決につながることもあります。
どうしたらいいのかわからないという場合は、司法書士や弁護士に相談されることをおすすめします。